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◆厚生労働省は2007年8月24日、2005年度に医療機関に支払われた国民医療費の
総額を発表した。
医療費最高の33兆1千289億円となり、3年連続で過去最高を更新したと発表した。 《高齢者増加が影響》
高齢者の増加や医療技術の高度化が主因。 一人当たりの医療費も25万9千300円と過去最高だった。
05年度は医療制度の改正がなく、医療費の膨張を抑えられなかった。 05年度の国民医療費は前年度比で3.2%増。
内訳は高齢化の影響が1.8%、自然増が1.3%増、人口増によるものが0.1%とした。 国民一人当たりの医療費を年齢別にみると、65才未満の平均は15万9千200円なのに対し、
65才以上は65万5千700円。 病症別にみると、脳梗塞や心筋梗塞など循環器系の疾患が最も多く、全体の21.5%を占めた。
医療費の財源の内訳は、国・地方を合わせた公費支出が前年比5.1%増の12兆6百10億円。 保険料による負担は1.8%増の16兆2千8百93億円だった。
2004年度の発表
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